Instagramでの英語絵本紹介をしている私ですが、自身の子育ての中でも絵本を読む時間をとても大切にしており、子供と過ごす時間の多くを読み聞かせに使っています。
我が家での読み聞かせ記録と、英語絵本での読み聞かせによる「おうち英語」について発信するべく、この度ブログを開設しました。
Instagramでは書ききれない想いや考え方について、綴っていこうと思います。
我が家の【おうち英語】について
我が家でのおうち英語は英語絵本の読み聞かせが8割です。
来る日も来る日もあらゆる英語絵本を冊数制限なく読み聞かせています。
おうち英語の定番は、掛け流しですよね。Youtubeをはじめ様々な音源が簡単に手に入る現代で、なぜもっともアナログな紙の本での読み聞かせにこだわるのか?
我が子が一番楽しそうだからです。
子どもはお母さんの声が好きよ、と子どもを産んでから様々なところで言われました。
これ、本当でした。子育てをなさっている・なさった方ならば皆様同意だと思います。
子どもは例外なく、ママの声が好きです。もちろん、パパの声も。
日本語絵本の読み聞かせや童謡を歌うのは、育児の定番ですよね。
子どもはそれらを聞いて様々な日本語を獲得していく。
英語でもそれは同じこと。
大好きなママパパの声は、どんなネイティブ音源より直球で我が子に届きます。
子どもが産まれてから読み聞かせを続けてきて、これは確信していることです。
目指すバイリンガル像
おうち英語と聞くと、SNSで見るペラペラバイリンガルキッズを思い浮かべる方が多いのかなと思います。とにかく「早く英語で話せるようになること」が目標になっているおうち英語関連の投稿や発信が多いなと感じます。
何事もそうですが、特に子どもに複数の言語を与えようとする場合、親がある程度のビジョンを持っておくことが大切だと思っています。
と同時に、どの程度のインプット量でどの程度の言語レベルを獲得できるのかという知識も持っておく必要があると思います。
そうでないと、いわゆる「おうち英語迷子」に陥って親も子も楽しく過ごせなくなってしまいます。
我が家の目指すところ
・幼少期に英語のリズムに慣れ、英語耳を作ること
・絵本を通して英語が自然と身近にある環境を作ること
・英語が読める、話せることは楽しい!と思える体験をさせてあげること
つまり私が幼少期のおうち英語でやりたいことは、
☞将来的な自走での言語獲得がスムーズになるお手伝い です。
では自走での言語獲得とは?
最も大切だと考えているのは、
一人読みによる読書です。
語彙豊富な人はよく読みます。日本語で考えれば納得ですよね。
これも!英語でも同じことです。
私自身、読書によって日英共に言語獲得をしてきた実感があります。
ボキャブラリーを増やすという意味においては、ネイティブでも、非ネイティブでもこれは同じです。
なぜ絵本なのか?それは
最終的に原文での洋書読書の習慣に繋げたい、と思っているからです。
母国語の重要性
第二言語のレベルは母国語を超えないと言われており、様々な先行研究がなされています。
母国語を高度なレベルで使える様にならなければ、第二言語の最終到達地点も低くなるということです。
おうち英語の発信をしていて相反するようですが、私は我が子について日本語の獲得を最も重要と考えています。
全ての思考の基礎となるのは、母国語です。脳が急速に発達していく乳幼児期に、存分に発達させてもらいたいのは自由な思考力と発想力であり、そのベースとなる母国語です。
また、帰国子女の夫と留学経験のある私の共通認識として「一歩海外に出ると、自分が日本人であることをより実感する」ということがあります。
海外に出ると日本にいるよりもむしろ、良い意味での「日本人らしさ」だったり「日本文化への理解」が期待される瞬間があります。
日本人としてのアイデンティティを確立することは、実は海外で戦っていく時にとても大切だったりするのです。
ですから我が家では、日本語での読み聞かせもとても大切にしています。
おうち英語を母国語習得より優先させるような手法はとりませんし、インターナショナルスクール等、英語のみの環境での育成も考えておりません。
※勿論ですが、多国籍のバックグラウンドがあるお子様や海外在住の場合はこの限りではありません。
このブログは日本人両親による日本での育児を前提として発信しておりますこと、ご了承下さい。
絵本で子育て
私にとって絵本の読み聞かせは、
我が子との大切なコミュニケーションの時間です。
おうち英語や言語獲得など、色々想いはあれど、まず何よりも親子の幸せな触れ合いの時間であることが大前提です。これが一番大事。
その上でどう我が子に第二言語である英語をプレゼントしていくか。
絵本を主軸として、国産バイリンガル育児をどう進めていったら良いか?
豊かで幸せに満ちた世界中の素晴らしい絵本たちの力を借りて、我が子としっかりコミュニケーションを取りながら、自分も楽しい子育てをしたいと思っています。
英語絵本を取り入れる魅力を、様々な角度から発信していきたいと思っています。
コメント