【0-3歳向け】赤ちゃん英語絵本の選び方

おうち英語

絵本中心のおうち英語を始めようと思っているものの、英語絵本、どうやって選んだらいいか分からない!という方結構いらっしゃるかと思います。
結論から言えばお母様お父様が好きなもの、がひとつの正解ではあるのですが、今回は私なりの「おすすめの選び方」をまとめてみようと思います。
個別タイトルはInstagramの投稿をチェックしてみて下さいね。
おすすめブックリストも別途まとめていきたいと思います。

おすすめの本の種類と特徴

本の装丁について

洋書の装丁は主に三種類あります。
1. ハードカバー
2. ペーパーバック
3. ボードブック

ハードカバーはしっかりとた装丁がおしゃれで、豪華に見えます。プレゼントに良いですね。
ただし価格は高い傾向にあり、紙自体は薄いので、赤ちゃんには向きません。
コレクション用やハードカバーしかないものなど、沢山所有していますが我が家では基本的に子供の手の届かないところに置いています。

ペーパーバックは表紙も中身も薄い紙の本です。
ペーパーバックの一番のメリットは場所を取らないということです。絵本が増えてくると出てくる収納問題、、我が家でも深刻な問題です。笑
絵本が増えてきたお家は、だんだんとペーパーバックへシフトしていくといいかもしれません。
またハードカバーに比べて価格が安く、手に取りやすいです。
しかしこちらも破られるリスクと隣り合わせです。

という事で0-3歳におすすめなのはボードブックです。
ボードブックは表紙も中身も厚紙で出来ていて、非常に丈夫です。価格もペーパーバックと同じくらいである事が多く、求めやすいです。
かじっても投げても大丈夫なので、おもちゃ代わりに赤ちゃんに渡せます。
せっかく買った洋書、と大切にしすぎて自由に触らせてあげられなかったら意味がないです。自由に読ませてあげられる様に、ボードブックをおすすめします。

しかけ絵本

めくれるフラップのしかけが付いている絵本です。
有名どころでいくとSpotシリーズやDear Zooのロッド・キャンベルさんの絵本などが代表的ですね。
カレン・カッツさんの絵本もフラップが多く採用されており、種類も豊富なのでおすすめです。

赤ちゃんはめくるという行為が大好きです。
早い時期から沢山の本を読み聞かせることの大きなメリットの一つは、紙の本を読む事に慣れるということです。この本への慣れこそ、一人読みへと繋がっていく大切なポイントです。
自身の過去を振り返ってみてもこれは非常に重要であったと感じます。

フラップがついている本しか興味を示さない。内容をちゃんと聞いていない気がする・・・。
良いのです、大丈夫です。
赤ちゃんにとって大切なのは、内容を理解することではありません。
重要なのは英語の本自体に興味を持つことであり、生活の中に自然と英語絵本があるということです。
しかけ絵本は赤ちゃんの興味を引きやすいので、是非取り入れて下さい。

歌絵本

英語が自然とある日常を作る上で外せないのは、英語の歌です。
英語の歌!じゃあ今日からYouTubeやCDをひたすらかけ流す・・・ではなく、ぜひ1曲で良いのでママパパの声で歌える曲を作りましょう。
何十曲も覚えて歌わなければならないという訳ではありません。音源の掛け流しも勿論良いのですが、それ一辺倒では「あの曲知ってる」くらいにしかなりません。

英語の歌を取り入れる際におすすめなのが、英語の歌絵本です。
歌詞が本文に書かれており、歌の内容が絵本になっているものです。
歌詞カードの様に使えるので、ママパパにとってとても使い勝手が良く、また視覚的なイメージが加わることで子供にとっても歌を理解しやすいというメリットがあります。
歌は幼稚園以降も長く使えるので、一冊は持っておくと良いと思います。
最も簡単なおすすめの歌絵本は、Caroline Jane Churchさんのシリーズです。表紙がキラキラでとってもかわいいですよ。

内容について

イラストが大きくシンプルなもの

日本語の絵本を選ぶ際にも同じ事が言えますが、細かすぎるイラストは赤ちゃんには刺さりません。
色彩がはっきりしていて、イラストが大きくシンプルなものが良いです。
また、赤ちゃんは目と口のある丸いもの=顔をよく認識する、と言われています。お母さんの顔がすぐに認識できる様に備わっている本能ですね。
ですので、動物の顔などがはっきり大きく描かれている絵本はよく興味を示します。

絵が大きくシンプルである絵本の代表格は、はらぺこあおむしのエリックカールさんによる
Brow Bear, Brown Bear, What Do You See? です。
文章も繰り返しで読みやすく、耳に残ります。まさに英語絵本デビュー定番の一冊ですね。
シリーズのPolar BearやPanda BearやBaby Bearもおすすめです。
写実的な絵がお好みの方は、John ButlerさんのWhose Baby Am I?がいちおしです。

同じ表現を繰り返すもの

繰り返し表現の絵本の良いところは、まず読みやすいということです。
文章が平易なので、読み聞かせ初心者でも無理なく習慣化することができます。上述のエリックカールシリーズはまさにこの意味でもスタートにぴったりです。

二つ目に、子供の耳に残りやすくセンテンスを丸ごと覚えられるということです。
継続して読み聞かせをしていくと、何度も何度も繰り返される表現が耳に残ります。
つまりその文法構造が無意識的に頭に入るということです。机上の勉強では難しく感じる文法も、丸ごと覚えてしまうと次々と他の文章に応用できるようになります。これを重ねていくことで、英語を英語で理解することができる様になります。
繰り返しの絵本は親にも子にもメリットがあります。

まとめ

1歳半前までは、上記ポイントを踏まえてママパパが可愛い!欲しい!と思う本を選ぶことが最も大切です。読み聞かせしたいなと思う本を選ぶことが、読み聞かせが習慣化する大事なポイントです。

1歳半頃くらいになると好みが出てきます。車、恐竜、動物などなど。
ぜひ目の前の我が子の「ハマりもの」を見逃さずに、興味に合わせた選書をしてあげて下さい。
子供&ママパパのハマりものと、前述のポイントをうまく掛け合わせて絵本を選ぶと、我が子にぴったりの絵本が見つかることでしょう。
赤ちゃん期の本との出会いはママとパパからの贈り物です。ぜひ、選書の力を磨いて我が子オリジナルの素敵な本棚を完成させましょう♪
ブックリストや個別タイトルのご紹介も頑張って更新していきます。

Tama BooksではTamaちゃんの本棚から素敵な絵本を紹介しています。
皆様の選書の参考になりますように!

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